【ブリュッセル共同】石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国を加えた「OPECプラス」は2日、オンラインで閣僚級会合を開いた。米ブルームバーグ通信などが報じた。原油価格の下支えを狙った協調減産の枠組み維持を確認した上で、有志国が6月末までの実施を決めている日量220万バレルの自主的な減産を延長する方向で協議する見通しだ。
OPECプラスは、世界の原油生産量の約4割に当たる日量4千万バレル規模を担う。相場の値崩れを防ぐために生産量を調整しており、ロイター通信によると、減産は6月末までの自主的な措置を含め586万バレルに上る。
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