ソニーグループは31日に事業説明会を開き、熊本県合志市でスマートフォンなどに使う画像センサーの新工場の建設を始めたと発表した。スマホに搭載するカメラの需要拡大に対応し、画像センサーの世界シェアを2025年に金額ベースで現状の約5割から6割に引き上げる方針だ。
画像センサーを手がける子会社ソニーセミコンダクタソリューションズの清水照士社長は「市場が成長する中でもう一段のシェア向上を目指す」と述べた。新工場の完成や稼働の時期は非開示とした。
スマホのカメラは高性能化や複数搭載が進み、画像センサーは静止画に加え動画の品質に対する要求が高まっている。
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