グンゼは30日、ピエトロ、フジシールと協力してピエトロドレッシングのラベルを回収し、新たなラベルに再生する取り組みを始めると発表した。グンゼはラベルなどに使うフィルムでリサイクル原料を使った製品を販売しているが、使用済みのラベルを回収して再利用するのは初めて。水平リサイクルでプラスチックの廃棄や新たな原料の使用を減らす。

ピエトロが福岡市で運営する2店舗のレストランで消費者からピエトロドレッシングのパッケージラベルを回収する。フジシールが印刷されたインキを取り除き、フィルムの再生原料にする。これを使ってグンゼがラベル用の新しいフィルムにする。

6月5日から回収を始める廃棄ラベルが集まり次第、工場で発生した端材を使ったプラスチックの再生原料と組み合わせて「ピエトロドレッシング和風しょうゆ280ミリリットル」など2製品のラベルに使う。グンゼによると「3社協業の取り組みに期限は設けていない」という。

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