30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=157円近辺で取引された。

 午後5時現在は前日比16銭円高ドル安の1ドル=156円96~98銭。ユーロは85銭円高ユーロ安の1ユーロ=169円65~69銭。

 前日の米長期金利の上昇を受け、午前は日米の金利差を意識したドル買い円売りが先行した。午後は日経平均株価の下落を背景に、比較的安全な資産とされる円を買う動きが広がった。

 市場では「投資家のリスク回避姿勢がやや強まった」(外為ブローカー)との声があった。

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