しまむら本社(さいたま市)

しまむらは27日、使わなくなった衣料品の店頭回収を6月3日から始めると発表した。アパレル業界では大量生産による大量廃棄が問題となっており、衣料品の回収、再利用をすることで廃棄を減らす。

6月3日から7月7日、「ファッションセンターしまむら」や「バースデイ」などの埼玉県の一部店舗で行う。しまむらが回収し、仕分けからリサイクルまでの作業はカジュアル衣料の製造・販売のカイタックファミリー(岡山市)が手掛ける。

他社製品の衣料品も回収するが、下着や靴下などは対象外。店舗に回収箱を設置し、営業時間中はいつでも衣料品を持ち込める。

しまむらは「商品廃棄ゼロの継続と進化」を環境課題として掲げ、販売商品の値下げなどで売れ残りをなくす取り組みを進めている。

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