サンテックが27日に発表した2024年3月期連結決算は、最終損益が7億800万円の赤字(前の期は4億3600万円の黒字)だった。資材高や労務単価の上昇が響いたほか、東南アジアの関連会社で損失計上や株式評価損が発生した。
同日、RSM清和監査法人から24年3月期の連結財務諸表など決算書類について、監査意見を表明しないとの報告を受け取ったことも発表した。過去に国内で受注したトンネルの照明工事について「見積もり工事原価の増加額の根拠資料の一部やその網羅性に関する十分かつ適切な監査証拠を入手できなかった」としている。
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