記者会見するJR西日本の藤原岡山支社長(27日、岡山市)

JR西日本は27日、岡山県北部で開かれる国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」に合わせて観光列車や新型車を運行すると発表した。他エリアで運行している観光列車を期間限定で走らせるほか、ディーゼルエンジンと発電機で走る新型車も営業運転を始める。広域的な周遊観光の誘致などにつなげる。

同芸術祭は9月28日〜11月24日に、北部12市町村などが参加し津山城(津山市)周辺や鍾乳洞・満奇洞(新見市)など6エリアで開かれる。

山口県内を走る観光列車「○○のはなし」を9月28日〜10月27日、瀬戸内側を走る「ラ・マル・ド・ボァ」を「ラ・マル やまなみ」として11月2〜24日の期間で運行する。いずれも伯備線(岡山―新見)で土日祝に1日1往復する。

姫新線(津山―新見)ではディーゼルエンジンと発電機を使う電気式気動車「DEC700」が1日1往復する。JR西日本管内で初の営業運転となる。技術検証が主目的で、藤原乗将岡山支社長は「初めてなのでお楽しみいただきたい」とした。

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