横浜市都筑区に本社を移転する(イメージ図)

自動車部品大手の独ボッシュは5月27日に本社を東京・渋谷から横浜市都築区に移転すると発表した。横浜市営地下鉄のセンター北駅近くに建設中の新本社ビルと、中川駅近くの既存の研究開発施設「横浜事務所」の2カ所を首都圏の拠点として集約する。

新本社は地上7階・地下2階建てで約2000人の従業員が勤務する予定。「横浜事務所」を合わせると日本のボッシュ・グループ全体(従業員数約6250人)の4割以上の従業員が都筑区内で働くことになる。機能を集約することで従業員同士の連携を強化する。同区にはドイツ人学校があり、従業員や家族の居住環境を高める狙いもある。

1階には一般にも開放するカフェや有料の貸会議室を順次オープンする。同じ敷地内には地上4階・地下1階建ての「都筑区民文化センター」を建設中。ネーミングライツ契約を結び「ボッシュホール」の愛称で9月に竣工する予定だ。

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