ウインドサーフィンW杯記念駐車場(神奈川県三浦市)にETCGOのシステムを導入

首都高速道路は自動料金収受システム(ETC)を利用して、駐車料金を自動決済できるシステムの運用を始める。18日、神奈川県三浦市の「ウインドサーフィンW杯記念駐車場」に導入する。料金精算の手間が省ける利便性を強みに、サービスを全国の駐車場に広げたい考えだ。

導入するシステムは、日立製作所や駐車場運営などを手掛けるアマノと共同で開発した「ETCGO」。料金所で一時停止すると料金が決済される仕組み。車内から窓を開けて料金精算する必要はない。

クラウドを活用した決済システムで、従来の高速道路の設備より7割安い費用で設置できる。23年11月に開通した三郷流山橋有料道路(埼玉県三郷市―千葉県流山市)の通行料金決済で導入している。高速道路より料金単価の安い駐車場や有料道路などに広げていく。

利用者は事前登録不要だが、現時点で駐車場で利用できるのは三井住友トラストクラブの「ダイナースクラブ」のETCカードのみ。今後、利用可能なカードを増やす。

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