農林中央金庫(農林中金)は22日、2025年3月期の連結純損益が5千億円超の赤字になる見込みだと明らかにした。米国の金利上昇で含み損が生じた外国債券を売却し、損失を計上する。赤字額はリーマン・ショックの影響で5721億円の赤字となった09年3月期並みとなる。  農林中金は財務の健全性を確保するため、1兆2千億円規模の増資を検討しており、出資者の農業協同組合(JA)などと協議する。奥和登理事長が東京都内で開いた記者会見で説明した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。