岡本工作機械製作所は半導体関連部品の研磨装置などに強みを持つ

三井物産は22日、工作機械メーカーの岡本工作機械製作所の第三者割当増資を引き受け、持ち分法適応会社にすると発表した。出資比率は3割で、取得額は98億円。6月7日の出資完了を予定している。三井物産は機械分野を成長投資に位置づけ、投資を増やしている。

岡本工作機械は半導体関連部品の研磨に使うポリッシングマシンなど、半導体関連の工作機械に強みを持つ。2024年3月期の連結決算は売上高は前の期比10%増の501億円、純利益が13%増の45億円と成長が続いている。

出資後はM&A(合併・買収)や企業統治などの経営ノウハウを注入して成長を促す。三井物産マシンテックなど工作機械関連の事業を展開しており、グループ内での相乗効果も期待する。

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