ネクセラファーマは韓国企業との独占販売契約に基づく収益を得る

バイオ創薬企業のネクセラファーマ(旧そーせいグループ)は15日、くも膜下出血術後の脳血管れん縮を抑制する薬「ピヴラッツ」について、傘下企業が韓国ハンドック社と独占的販売契約を結んだと発表した。韓国での販売や流通はハンドックが独占し、2025年の発売を目指す。ネクセラファーマは契約一時金や事前設定した販売額を達成した時に受け取る収益「販売マイルストーン」を得る。

ピヴラッツは22年に日本で発売され、23年には韓国でも製造販売の承認を得た。ネクセラファーマは今回の契約で生じる具体的な金額については明らかにしていないが、契約一時金については「数億円程度」と説明する。2024年12月期の連結業績への影響は軽微だという。

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