「1000系ゆけむり」はもともと小田急電鉄でロマンスカーとして使われていた車体

長野電鉄(長野市)は元ロマンスカー車両で県内4酒蔵の日本酒を飲み比べできる「ながでん地酒トレイン」を5年ぶりに運行している。おつまみには綿半ホームエイド(長野市)のシェフが考案した特製和風弁当を出すなど、業界を越えた協力も特徴だ。

今井酒造店(長野市)、丸世酒造店(長野県中野市)など沿線の4酒蔵のうち、日替わりで2社の日本酒から約10種が飲み放題になる。特製弁当やソフトドリンクも提供し、料金は大人1人4500円。24日と31日、6月7日のいずれも金曜日に運行する。午後6時34分に長野駅を出発し小布施駅まで走行して折り返し、午後8時15分に長野駅に到着するダイヤとなっている。

日替わりで2社の日本酒合わせて約10種が飲み放題になる(開催イメージ)

使用する車両「1000系ゆけむり」はもともと小田急電鉄でロマンスカーとして使われていた車体だ。1人や2人で予約しても4人掛けのボックスシートを利用でき、相席になることはない。

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