政府は21日、一般的な手紙である「25グラム以下の定形の封書」の郵便料金について、上限額を84円から110円に引き上げる改定案を了承した。日本郵便は10月にも郵便料金を110円に改定する方針で、料金値上げは消費増税時を除き30年ぶりとなる。

同日開いた物価に関する関係閣僚会議で了承した。総務省の試算では郵便事業は値上げ効果で2025年度に黒字に転じるものの、26年度以降に再び赤字に陥る見通しで、料金制度の見直しが急務になっている。

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