サントリーは「ビアボールガーデン」を大阪市内で期間限定で始めた(大阪市)

サントリーはビールを炭酸水などで割った「ビアボール」のイベントを商業施設「心斎橋PARCO」(大阪市)前で始めた。2023年に大阪で開いたビアボール関連イベントは4日間だったが、今回のイベントは6月16日まで開催する。知名度向上でビアボールの販売数を足元の4倍となる20万ケース(1ケース大瓶20本換算)に高めたい考えだ。

「ビアボールガーデン」と題し、炭酸水だけでなくコーラやレモネード、ミックスジュースなど様々な割り方を提案する。価格は1杯600円。ソフトドリンクやフードメニューもそろえる。

ビアボールはサントリーが22年に発売した商品で、24年5月に若者の需要取り込みを狙ってパッケージを刷新した。国内のビールの消費量が減少傾向にあるなか、新機軸の製品投入で消費増を狙う。

本格的な夏の到来を前に、大阪ではビール関連のイベント開催が相次ぐ。阪急うめだ本店(大阪市)では13階の屋上広場で5月22日から10月6日までビアガーデンを開く。キリンビールはJR大阪駅前の「うめきた広場」でクラフトビールを飲める「クラフトビールスタンド」を9月29日まで開催する。

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