北海道水産会(札幌市)は17日、北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺でロシア側に入漁料を支払って操業するコンブ漁に関し、日ロ間の交渉が妥結したと発表した。操業期間は昨年と同じ6月1日~9月30日。  今年は昨年より約200万円少ない8037万円を支払い、9隻減の195隻が操業する内容で合意に達した。北海道水産会はロシア側との交渉の窓口を担っている。  貝殻島周辺はコンブの好漁場として知られる。戦後、旧ソ連に拿捕される漁師が絶えず、1963年から協定を結んだ上で操業を行っている。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。