サントリーは京急蒲田駅のホームの一部を貸し切り、期間限定の酒場にする(17日、東京都大田区)

サントリーは17日、京急蒲田駅(東京・大田)のホームの一部を期間限定で貸し切り、チューハイ「こだわり酒場のタコハイ」を提供する酒場を開くと発表した。18日から期間限定で駅看板の一部も「京急蒲タコハイ駅」に変わる。停車している6両編成の電車内でも飲食できるようにした。ブランドの消費者接点の拡大を狙う。

京急蒲田駅の2番線ホームを貸し切ってタコハイとギョーザを楽しめるようにした。駅周辺の名店「你好(ニーハオ)」と「歓迎(ホアンヨン)」のギョーザから好きな一皿を選べる。ギョーザ2個とタコハイ1杯のセットは300円。5月18日、19日、6月8日、9日の4日間限定で午後1時〜7時までオープンし、7200人の来場を見込む。

タコハイは23年に発売したサントリーの缶チューハイで、同年10月から飲食店への展開を始めた。24年1〜4月の販売本数は前年同期比で約50%増と好調だ。

同社RTD部長の高橋直子氏は「仕事終わりに家に帰る場面で使う駅でタコハイに接することで、晩酌のお供として消費者に想起してもらえると思っている。ギョーザとの相性、タコハイのおいしさを多くの方に体験してもらいたい」と話す。

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