貸会議室大手のティーケーピー(TKP)は17日、インテリア事業などを手掛けるリリカラを連結子会社化すると発表した。TOB(株式公開買い付け)で出資比率を約27%から約53%まで高める。持ち分法適用会社だったリリカラを連結子会社化することで、ホテルやオフィスでの内装事業での相乗効果を高める。

TOB価格は1株650円で、17日終値を34円下回る。買い付け期間は5月20日から6月14日まで。リリカラ株主の創業家らの賛同を得ているという。買い付け総額は約22億円の見込み。リリカラの連結子会社化後も山田俊之社長は残留し、上場も維持する。

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