三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の看板=2018年5月、東京都江東区

 三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンク3社が15日、2024年3月期連結決算を発表し、純利益の合計が3兆円を超えた。脱炭素やデジタル分野を中心に企業の資金需要が旺盛で、収益源の融資が堅調だった。外国為替市場の歴史的な円安も、海外事業の収益の押し上げに寄与した。  24年3月期の純利益は、三菱UFJが33・5%増の1兆4907億円。三井住友は19・5%増の9629億円だった。いずれも過去最高を更新した。みずほは22・2%増の6789億円で過去2番目の水準だった。  他の大手銀行では、りそなホールディングスが0・9%減の1589億円となった。


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