東京都などが主催する国際展示会「SusHi Tech Tokyo(スシテック東京)2024」のグローバルスタートアッププログラムが15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で始まった。16日まで。

◆「未来の都市を想像するきっかけに」

「スシテック東京」スタートアッププログラムに出展した中部企業のブース=15日、東京都江東区の東京ビッグサイトで

 国内外から430社以上のスタートアップ(新興企業)などが出展。環境問題やインフラ老朽化など世界で共通する都市課題の解決をテーマに、若い起業家や投資家、企業、自治体の関係者らが交流を重ねた。開会あいさつで小池百合子都知事は「(展示会での)白熱した議論が持続可能な未来の都市を創造するきっかけになる」と位置付けた。  会場では、愛知県や名古屋市、中部経済連合会など産学官でつくる支援団体「セントラル・ジャパン・スタートアップ・エコシステム・コンソーシアム」も出展。ブース内では産業用ドローン製造のプロドローン(名古屋市)など中部企業18社が、訪れた国内外の投資家らに自社事業をアピールした。会期中は約4万人が来場の見込み。(石川智規) 

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