アルゼンチンのミレイ大統領=2023年12月、ブエノスアイレス(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】アルゼンチンの国家統計院は14日、4月のインフレ率が前年同月比289・4%になったと発表した。3月の287・9%から拡大した。  一方で4月の前月比のインフレ率は8・8%となり、4カ月連続で減少した。3月は11・0%だった。地元メディアによると、ミレイ大統領は14日、発表に先立ち大統領府で講演し「インフレを抑えることに成功している」と自賛した。  アルゼンチンは高インフレが長期化し、深刻な経済危機に陥っている。ミレイ政権はインフレ率が徐々に縮小すると予想している。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。