ベネッセHDはデジタル技術の活用や業務効率化などで立て直しを図る
5月15日の主な予定は以下の通りです。日経電子版のビジネスセクションでは、注目企業の動向や決算を速報し、解説記事を随時更新していきます。

富士通がコンビニでの証明書誤交付で再発防止策

証明書のコンビニ交付サービスを巡り高松市で他人の住民票が誤って交付された事案について、総務省はシステムを提供する富士通Japan(ジャパン、東京・港)の親会社である富士通に行政指導を実施しました。再発防止策の報告の期限を迎えます。

【午後1時】 北越コーポと大王製紙が24年3月期決算を発表

北越コーポレーションと大王製紙が24年3月期決算を発表します。両社は生産技術や原材料調達などで業務提携に向けた検討を開始すると2月に発表しています。

【午後3時】 ベネッセホールディングスが24年3月期決算を発表

ベネッセホールディングス(HD)が24年3月期決算を発表します。17日の上場廃止前の最後の決算発表になります。少子化の影響などで主力の「進研ゼミ」は会員数が減少傾向にあるため、株式非公開化で意思決定を迅速化し、デジタル技術の活用や業務効率化などで立て直しを図ります。

その他の決算発表

すかいらーくホールディングス、ワコールホールディングス、日本製紙、住友化学、三井化学、三菱ケミカルグループ、エーザイ、日本ペイントホールディングス、ダスキン、リクルートホールディングス、はるやまホールディングス、コナカ、HOYA、エイチ・ツー・オーリテイリング、東映などが予定されています。

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