14日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(374回債、表面利率0.8%)の利回りが上昇し、一時前日比0.025%高い0.960%を付けた。昨年11月以来、約半年ぶりの高水準。

 日銀が13日に国債の買い入れ予定額を従来より減らすと発表したことをきっかけに国債が売られ、利回りが上昇した。市場関係者は「日銀の発表が本格的な国債買い入れ減額への布石だと受け止められ、その余波が続いている」と指摘した。

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