【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は13日、経済に関する日本政府との定期協議が終了したと発表した。IMFは日銀による政策金利の引き上げについて「緩やかなペースで進めるべきだ」と提言。政府に対しては「歳入、歳出両面による財政再建が必要だ」と強調した。  経済成長率については2024年が0・9%、25年が1・0%との従来の予想を維持。今後の見通しについては、賃金の上昇と物価上昇率の低下によって、消費が「24年後半から25年にかけて回復する」と分析した。  懸念材料としては、労働力不足などを挙げた。高齢化と人口減少は「中長期的にも大きな課題だ」と強調した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。