スマートフォンに表示されたオープンAIのロゴ(AP=共同)

 【シリコンバレー共同】米オープンAIは13日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」の基盤となる言語モデルの最新版「GPT―4o(オー)」を発表した。性能が向上して高速化し、音声でスムーズに対話できるのが特徴。日本語にも対応している。有料会員に段階的に提供を開始し、無料会員も一部機能が利用できるようになる。

 米グーグルなどとの競争が激化しており、オープンAIは利用者増を図りたい考えだ。無料会員はチャットGPTに提供されていた言語モデルの性能が大きく向上する。

 GPT―4oは既存の最新言語モデルから改良し、音声、文章、画像を組み合わせた質問と回答も可能になった。

米オープンAIが公開した最新版のチャットGPT同士で音声対話させるデモの様子(同社提供・共同)

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