札幌臨床検査センターが13日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比33%減の3億8000万円だった。薬価引き下げで調剤薬局事業の利益が減った。売上高は2%減の196億円。営業利益は47%減の5億3400万円。PCR検査の受託件数が減少したほか、試薬の価格が上昇しており利益を押し下げた。

25年3月期の業績予想は、連結純利益が前期比16%減の3億2000万円。薬価改定の影響が続くとみる。売上高は1%増の197億円を見込む。

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