JR東日本新潟支社は12日、JR新潟駅(新潟市)が開業120周年を迎えた記念イベントを開催した。歌手で新潟市出身の小林幸子さんが「新潟駅開業120周年アンバサダー」に就任し、1年間コラボレーション企画などを展開する。併せて記念列車の出発式も実施した。
12日に開いたオープニングセレモニーで、神田成弘駅長は「(新潟駅では)バスターミナルや(駅ビルの)CoCoLo新潟が開業したので楽しんでもらいたい。次の121年、130年に向け地域の皆さんに期待されるようしっかり取り組んでいく」と挨拶した。小林さんは「もっともっとすてきな新潟駅・新潟であることと、新潟県人が幸せであることをお祈りする」と述べた。
セレモニー終了後、同駅ホームで記念列車「新潟駅開業120周年号」の出発式を開いた。記念のヘッドマークを付けた電気機関車に旧型客車を連結した同列車は新潟―越後湯沢間を運行。出発式で小林さんと神田駅長が右手を挙げて「発車」と合図すると、機関車は汽笛を鳴らしてゆっくりと越後湯沢に向けて走り出した。小林さんたちは手を振り、乗客を見送った。
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