仙波糖化工業が10日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比約2.1倍の4億9500万円だった。主力のカラメル製品や粉末茶の値上げが奏功して利益率が改善した。年間配当は前の期と同じ1株15円とする。

25年3月期は売上高が前期比3%増の198億円、純利益は同31%増の6億5000万円を見込む。値上げ効果が続き利益を押し上げると予想する。年間配当予想は15円で据え置く。

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