これは24日、内閣府の「食品ロス削減推進会議」で示されたものです。
食品ロスは、2000年度の1年間でおよそ980万トンあり、2030年度までに半減させるのが目標でしたが、2022年度、推計値でおよそ472万トンと、目標を達成しました。
内訳を見ますと
▽商品の売れ残りや外食での食べ残しなど「事業系」の食品ロスが半分以下に減った一方
▽「家庭系」の食品ロスは目標には届きませんでした。
そこで新たな目標として、2030年度までに「事業系」の食品ロスを重さにして60%減と、削減割合を10%増やし「家庭系」と合わせて435万トンと設定しました。
目標達成に向けては
▽食品を店舗へ納品する期限のルールを見直すほか
▽外食での食べ残しの持ち帰りや
▽フードバンクへの食品の寄付を促進するなど
事業者や消費者と連携した取り組みを進めることにしています。
新たな目標などが盛り込まれた基本方針の案は、パブリックコメントを経て年度内に閣議決定される見通しです。
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