通学路で子どもの下校を見守る北九州市職員=23日午前、小倉北区
ファストフード店で中学3年の男女が殺傷された事件が起きた北九州市で23日、市立学校が終業式を迎えた。市は事件後、職員千人規模で登下校の見守りに当たった。市教育委員会によると、市立小中高などでは、14日に起きた事件の影響で延べ1万人超の児童生徒が登校を見合わせ、心のケアが課題となっている。 23日午前11時40分ごろ、小倉北区の小学校の通学路では、終業式を終えて下校する児童に、青いベストを着た職員が「気を付けて帰ってね」などと声をかけた。子どもを学校近くまで迎えに来る保護者の姿も見られた。 市教委は事件による心理的影響を調べるため、児童生徒へのアンケートを検討している。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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