将棋の藤井聡太八冠がタイトル防衛に挑む「伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦」(東京新聞など主催)第6局が9月10、11日に指されることが決まった静岡県牧之原市の杉本基久雄市長が7日、東京都千代田区の東京新聞を訪れ、菅沼堅吾代表に開催への抱負を語った。

王位戦第6局の開催への期待を語る杉本基久雄牧之原市長(右)

 牧之原市が王位戦の開催地となるのは3度目。会場は江戸時代の老中、田沼意次ゆかりの古刹(こさつ)、平田寺が予定されている。昨年、藤井八冠は第6局を待たず防衛したため対局はしなかったが、トークショーで市民との交流を深め、地元の小学生に指導対局を行った。  菅沼代表は「まちおこしの役に立っていますか」と質問。杉本市長は「話題はいろいろあった。子どもたちに将棋を好きになってもらい、将棋人口が増えるようなことにつなげていきたい」と意気込んだ。 

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