警視庁

 栃木県那須町の河川敷で焼損した夫婦の遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された不動産会社役員前田亮容疑者(36)が、夫婦から物件視察の依頼を受け、遺体発見前日の4月15日夜、東京・上野から品川区まで同行したと逮捕前に説明していたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁などは詳しい経緯を調べる。

 捜査関係者によると、前田容疑者が借りたレンタカーで上野から品川に向かう途中、夫婦の長女と内縁関係の会社役員関根誠端容疑者(32)が合流。防犯カメラ映像には、4月15日午後11時半ごろ、品川区内にいる4人の姿が写っていた。その後、両容疑者が実行役2人に接触させた疑いがある。

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