北九州市の中学生2人が殺傷された事件が起きた後の16日夕、犯人を名乗る人物から小中学生に危害を加えるとの脅迫メールが福岡県太宰府市や飯塚市など県内の複数自治体に届いていたことが18日までに分かった。愉快犯の可能性があり、自治体は県警に相談している。

各自治体によると、問い合わせフォームなどを通じ「北九州市のマクドナルドで中学生2人を刺したのは私だ。12月20日までに登下校中を狙って、福岡県内の小中学生複数人を包丁で刺し殺す」といった文面のメールが送られてきた。

さらに1813万円の振り込みを求め、大手銀行札幌支店の口座番号が記されていたという。

北九州市役所にも小中学生に危害を加える内容のメールが届いたが、市は犯人を名乗っていたかどうか明らかにしていない。市によると、広聴課への問い合わせフォームを通じ、送信された。〔共同〕

【関連記事】

  • ・北九州の中学生2人殺傷 逃走の男、サンダル着用
  • ・北九州の中学生2人死傷、男子生徒も傷深く 強い殺意か

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。