2025年大阪・関西万博の参加国が自前で建設するパビリオン「タイプA」のうち、アイルランドが完成第1号となった。建物の完成を意味する「完了証明」を取得。大阪府・大阪市の検査を経て、日本国際博覧会協会が交付した。今後は本格的な内装・展示工事へと移る。協会幹部が17日、明らかにした。
アイルランドはタイプA参加国で初めて、着工に必要な行政上の手続きを昨年12月に完了させていた。協会幹部は「他の国も着実に工事が進むよう引き続きサポートする」としている。
タイプAは今月9日に全47カ国が着工。工程は当初想定から大幅に遅れており、一部は開幕までに完成しない恐れが出ている。
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