先端技術の海外流出を防ぐため、警視庁公安部は17日、東京都港区で大学や国立研究機関の職員らに向けたセミナーを開き、経済安全保障やサイバー攻撃の現状を解説した。中島寛公安部長は「互いの知見や事例を持ち寄ることで、地に足が着いた対策ができる」と話し、関係機関の連携の重要性を訴えた。
中島部長は講話で、海外の優秀な人材を招き科学技術力向上を目指す中国政府のプロジェクト「千人計画」などを紹介。共同研究や留学生の受け入れを装い、秘密情報が奪われることもあると説明した。
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