先月30日、秋田市のスーパーで体長およそ1メートルのクマが店内に侵入し、従業員の男性を襲って頭にけがをさせたあと店内に居続け2日後に捕獲されました。
これを受け仙北市では17日、警察と市、それに地元の猟友会など30人が警察署に集まり、スーパーの倉庫にクマが侵入したという想定で、緊急訓練が行われました。
秋田市のケースではクマの位置を把握するのにドローンが使われたことから、17日の訓練でもカメラを搭載した小型のドローンを飛ばして、クマがいる場所を確認していました。
そして猟友会の人たちが箱型のわなを設置して、わなにかかったクマを運び出すまでの手順を確認していました。
訓練を呼びかけた仙北警察署地域課の遠田一彦課長は「万が一の際、関係各所がどのように連絡を取っていくのかがわかった。今後も訓練を重ねて備えたい」と話していました。
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