斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書を巡り、作成した元県幹部のパソコンに保存されていた私的情報が外部に漏れた疑いがある問題で、県議会調査特別委員会(百条委員会)の調査に対し複数の県議が県の前総務部長から情報を見せられたと証言したことが17日、関係者への取材で分かった。 県は文書問題に関する内部調査の過程で得た情報を漏えいした疑いがあるとして、弁護士による外部調査を進めている。 関係者によると16日に複数の県議が百条委の聞き取りに応じ、前総務部長が持っていた元県幹部の男性の私的情報を見たり、口頭で聞いたりしたと証言した。今後の百条委で報告される予定。 前総務部長は10月の百条委尋問に出頭した際、告発文書調査で押収した男性の公用パソコンにあった私的情報のデータを印刷し、所持していたと認めた。県議らに漏えいしたかどうか問われると「守秘義務違反の嫌疑を受ける可能性がある」と証言を拒否していた。 男性の私的情報とされるデータがSNS上に流れる事態も起きており、県は第三者機関の調査を検討するとしている。
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