両陛下は17日午前、特別機で羽田空港を出発して石川県の能登空港に到着し、馳知事から被災状況の説明を受けられます。

ことし9月の豪雨による川の氾濫や土砂災害などで、輪島市では能登半島全体の死者の3分の2にあたる10人が亡くなり、住宅被害も1250棟余りと全体の7割が輪島市でした。

能登半島の被災地への訪問は、3月と4月の地震被害のお見舞いに続きことし3回目で、両陛下は輪島市長とともに、川の氾濫で大きな被害が出た現場を訪ねられる予定です。

側近によりますと、両陛下は、地震と豪雨の二重被災で厳しい生活を送っている人たちを案じていて、市内の避難所で被災した人たちを見舞うほか、災害対応にあたった関係者をねぎらわれます。

また、この時の豪雨で被害を受けた珠洲市と能登町の市長や町長からも話を聴き、夜に東京に戻られます。

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