能登半島地震で甚大な被害を受けた奥能登地域2市2町で、28あった民間の医療機関のうち、7割以上が休診や診療時間を短縮するなど地震前の体制に戻っていないことが14日、能登北部医師会などへの取材で分かった。廃業も1カ所あった。地域のコミュニティー維持に欠かせない存在でありながら、被災から1年近くたっても苦境が続く実態が浮かんだ。

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