北朝鮮による拉致被害者の地村保志さん(69)が14日、他の被害者の早期救出を求め、地元福井県小浜市の商業施設前で街頭活動を行った。時折雪が降る寒空の中「拉致問題への理解を深めてください」と訴えた。

 活動は「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」(救う会福井)のメンバーや地元高校生ら15人と行われた。地村さんらは拉致問題の解決を願うブルーリボンや解説冊子が入った袋を買い物客に手渡した。

 受け取った同市の女性(60)は「地村さんが帰国してから20年以上、何も進展がないのが地元住民としてもどかしい」と話した。

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