2024年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「金」に決まり、京都・清水寺で揮毫する森清範貫主=12日午後
日本漢字能力検定協会は12日、2024年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「金」に決まったと発表した。「金」が選ばれるのは今回で5回目。パリ五輪・パラリンピックの金メダル獲得などの「光の金」と、政治の裏金問題や金目当ての闇バイト強盗事件などの「影の金」という二つの面で注目が集まったとした。 京都市の清水寺で同日、森清範貫主が縦約1・5メートル、横約1・3メートルの和紙に揮毫した。 1995年に始まった今年の漢字は30回目を迎えた。協会のウェブサイトやはがきで応募を受け付け、最多得票の漢字を選んだ。 2023年は消費税のインボイス(適格請求書)制度導入などを理由に「税」が選ばれた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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