日本原水爆被害者団体協議会(被団協)へのノーベル平和賞授与から一夜明けた11日、被爆地の広島と長崎では受賞を機に「核兵器をなくすため力を合わせよう」「証言を続けたい」と被爆者らが決意を新たにした。
千葉県から仕事で広島に来た中学教諭の小出崎洋子さん(61)は「授業で平和に関する歌を教えてきた。昨日の授賞式をテレビで見て、伝えていくべきことはたくさんあると思った」と話した。
長崎市では、3歳の時に被爆した語り部松本美都恵さん(82)が「世界にはさまざまな立場の人がいる中で被爆者の訴えを公平に評価してくれた」と喜んだ。
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