日航は10日、1日のオーストラリア・メルボルン発成田行き774便ボーイング787(乗客乗員114人)に乗務予定だった男性機長2人から、呼気検査で基準を上回るアルコールが検出され、出発が3時間11分遅れたと発表した。6日に国土交通省へ経緯を報告した。
日航によると、2人は社内で定めた飲酒量の制限を上回るアルコールを摂取していた。
日航を巡っては今年4月、羽田発米ダラス行き12便に乗務した男性機長が、到着後に同僚とレストランやホテルで飲酒して大声を出すなどして現地の警察から口頭注意を受けた。日航は乗務員らに滞在先での禁酒を指示していたが、9月末で解除していた。
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