東京 小平市の塗装会社の社長、佐々木学容疑者(39)といずれも従業員の3人は去年12月、板橋区の東武東上線の踏切で、会社の同僚だった高野修さん(当時56)を線路に入るようしむけ、自殺に見せかけて殺害したとして、殺人などの疑いで8日、逮捕されました。
警視庁によりますと、被害者の高野さんは、事件の3年以上前から仕事上のミスなどを口実に激しい暴行を受けていたとみられていますが、高野さんから容疑者側のスマートフォンに「仕事に失敗したら死にます」などというメッセージが何度も送られていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
また、暴行によるやけどをして病院を受診した際、高野さんが「シャワーを浴びていて過失でやけどをした」などと説明していたことも分かりました。
警視庁は繰り返し暴行を受ける中で強い恐怖心を抱き、抵抗できない精神状態になっていたとみて詳しい経緯を調べています。
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