大学入試センターは6日、来年1月18、19日に実施される大学入学共通テストの確定出願者数が前回から3257人増えて49万5171人だったと発表した。増加は7年ぶり。新学習指導要領に対応した最初の試験で、6教科30科目から新教科「情報」を含む7教科21科目に再編される。

高校などを来春卒業見込みの現役生のうち、共通テストに出願した割合は45.5%で、前身の大学入試センター試験を通じて過去最高となった。

共通テストは全国651会場で実施。体調不良で欠席した受験生らへの追試験は1月25、26日に東京農工大(東京都小金井市)、東京外国語大(府中市)、大阪教育大(大阪府柏原市)、大阪大(吹田市)で行う。

出願者数の内訳は、現役生は42万5968人(6434人増)で、既卒者は6万4974人(3246人減)。高卒認定などは4229人(69人増)だった。

共通テストを利用する大学や短大は前回から26校減り838校。

再来年実施の試験から出願手続きが電子化されるため、今回が郵送での最後の出願となった。〔共同〕

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。