北海道江別市の公園で10月、大学生の長谷知哉さんが集団暴行され死亡した事件で、札幌地検は6日、長谷さんに暴行を加えて金品を奪い死亡させたとして、交際相手の大学生、八木原亜麻容疑者（20）=同市、アルバイト仲間の大学生、川村葉音容疑者（20）=同=を強盗致死や詐欺などの罪で起訴した。
起訴状によると、2人は10月25〜26日、江別市の公園で長谷さんの腹や顔を殴ったり蹴ったりして現金やクレジットカードなどを奪い、外傷性ショックで死亡させたほか、コンビニで長谷さんのカードを使い弁当やたばこなどをだまし取ったとしている。
2人は傷害致死や強盗容疑などで送検されたが、地検は法定刑が死刑か無期懲役と、より重い強盗致死罪に問えると判断した。ほかに少年ら4人が2人と同じ容疑で送検されており、地検は近く4人の処分も判断する。
長谷さんは同26日早朝、全裸で倒れているのを発見され、その後死亡が確認された。捜査関係者によると、八木原被告は長谷さんと交際を巡ってトラブルになっていたという。〔共同〕
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
