山形 南陽できのうから山林火災 男性1人が足にやけど 延焼続く

4日午後1時前、山形県南陽市宮内で「山から白煙が見える」という通報を受け、消防車と防災ヘリコプターが出動して消火に当たりましたが鎮火には至りませんでした。

日没とともにいったん終了した消火活動は5日午前5時半前に再開され、自衛隊などがヘリコプターで消火に当たっています。

警察によりますと、この火事でこれまでに70代の男性1人が足にやけどを負い、病院に搬送されましたが命に別状はないということです。

また、周辺の住宅への被害は確認されていませんが、南陽市によりますと現場から400メートルほど離れた場所に住んでいる1世帯2人が4日夜に親戚の家に自主避難したということです。

山形県内は5日も空気が乾燥し火災が発生しやすい状態が続く見込みで、県は「林野火災野火等多発警報」を出して火の取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。