京都三大祭りの一つ「葵祭」が15日に開かれるのを前に、ヒロインの斎王代が身を清める「御禊(みそぎ)の儀」が4日、京都市左京区の下鴨神社で行われた。
十二単(ひとえ)姿の第66代斎王代、松浦璋子さん(22)が境内の御手洗池のほとりに座り、そっと両手の指先を浸して身を清めた。約50人の女人列を伴い、優雅な姿を多くの参拝者らが厳かに見守った。
松浦さんは儀式後「十二単を着るのも初めてで、緊張感と不安が大きかったが無事に終えられてほっとしています」と話した。
葵祭は上賀茂神社(同市北区)と下鴨神社の例祭で、御禊の儀は1年交代で催されている。〔共同〕
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