宝塚歌劇団のミュージカル入場券を不正に転売したとして、警視庁は5日、いずれも横浜市の無職女性(59)と会社員女性(30)の親子をチケット不正転売禁止法違反容疑で書類送検し、発表した。「生活費と、自分たちが見に行くチケット代やグッズ購入費を稼ぐためにやった」と容疑を認めているという。
多摩中央署によると、2人は共謀し、昨年8月開催の宝塚歌劇団のチケット(定価2500円)を東京都内の女性に1万7千円で、今年3月開催のチケット(定価9千円)を神奈川県の女性に2万9千円で、いずれも開催当日に転売サイトを通じて販売した疑いがある。2人は2021年3月~今年6月に宝塚歌劇団などのチケット280枚を高額で転売しており、500万円余りの利益を得ていたという。
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