中間貯蔵施設で保管中の、使用済み核燃料が入った専用容器=3日、青森県むつ市
青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設を運営するリサイクル燃料貯蔵(RFS)は3日、今年9月に東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)から燃料を受け入れた後初めて、内部を報道陣に公開した。施設は搬入後の最終検査を経て、11月6日に正式操業した。 燃料が置かれた貯蔵建屋は幅62メートル、奥行き131メートル、高さ28メートル。燃料は放射線の閉じ込めや遮蔽機能がある高さ約5・4メートルの円柱状の金属製専用容器(キャスク)1基に入り、床にボルトで固定されている。 空気の自然対流で燃料を冷やしており、この日午後は建屋内の気温約5度に対し、燃料から出る熱でキャスク表面は約17度あった。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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